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2012年02月15日

やちむん(北窯)・松田米司さんの菓子皿・炎柄(Lサイズ)

沖縄・やちむん焼の中でも特に人気がある読谷山焼。
北窯の作家・松田米司さんの作品です。

やちむん(北窯)・松田米司さんの菓子皿・炎柄(Lサイズ)

とあるイベントのためのお肉料理のお皿として作陶した
丸くて平たいお皿。


そのお肉料理用のお皿からインスピレーションを受け、
いくつか実験的なやちむんを、
「菓子皿」と名づけて作陶されました。


米司さんから
「Caramelさん、この提案、どう思います?」と
見せていただいた、丸くて平たいお皿。

炎の集まりのようなダイナミックな模様…
繊細さも併せもつミルフィーユの層のようなクロス模様…
そして、今まで見たことの無い造形…


今回、特別に分けていただきました。

このお皿のシリーズを販売させていただくのは、
小売店ではおそらく、
当店・Caramelだけです。

極めて稀少な、赤絵の特別なお皿、
ぜひ、その造形美をご覧になっていただきたいと思います。

とっておきの1枚として大切に保有したい赤絵やちむんです。





松田米司工房の赤絵やちむんとは…

赤い釉薬は低温でしか発色しないため、
赤い色を表現するために、2度焼かれたものです。

一度めの焼成は、緑や飴色の絵付けを施し、登り窯で焼成。
そして、赤色の絵付けで絵を完成した後、低温の電気窯でじっくり焼成。
たいへん手間のかかる工程を経て、生み出されるやちむんなのです。

赤絵の完成までに、
夏窯や秋窯であらかじめ作陶し、登り窯で焼成し…と
準備から完成までに約半年をかけて完成する、
とても手間暇をかけた作品なのです。


「赤絵」はお正月などの祝膳や、ハレの時のお食事に主に使われる、
おめでたく、楽しいうつわで、年に5回の窯出しの中でも、赤絵は年末のわずか1回のみ。

米司工房ののびやかな筆致と相まって、とても楽しい気分にさせてくれるうつわです。

北窯の工房では、松田米司さんしか赤絵を手掛けていません。
極めて貴重なやちむんです。




やちむん(北窯)・松田米司さんの菓子皿・炎柄(Lサイズ)
サイズ:φ20cm×h5cm
(手仕事による工芸品のため、若干の誤差が生じる場合がございます。ご了承ください)。




やちむんの器は通販(ネットショップ)でも購入可能です。




Posted by カラメル at 12:00│Comments(0)
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